テスラ・ライヒ研究所開発の試作アーマードモジュール。
同研究所で開発されたXAM-007S(G)フェアリオンの要求性能が特殊なものであったため、先だっての技術検証を目的に製作された。
機体フレームは堅牢性・拡張性に優れたRAM-006ガーリオンのものをベースとし、特に007Sに搭載される”W-i3nk”マンマシン・インターフェースの試験運用が主目的とされた。
007S(G)と同様に同型機2機一組で製造され、007V(紫)が”W-i3nk”の親機、007W(白)が子機となっている。
”W-i3nk”を用いた特殊な戦闘機動を行えるように外観、内部共にチューニングされたが、機体そのものを大幅に小型化再設計した007Sに比べると一回り大きな機体サイズとなっている。
運用データ収集の終了した”W-i3nk”はハードウェアごと007Sに移植されたために、現在同インターフェースを使用することは出来なくなっているが、機動プログラムや新型武装のテスト機としてテスラ・ライヒ研究所で引き続き稼動中である。